FRIXION SYNERGY KNOCK(フリクション シナジーノック):評価レビュー

文具評価

簡易評価

書きやすさ総評:4/5点

※書きやすさの観点から評価。総評への影響度は項目により異なる。

書き味総評:0/5点

※書き味の観点から評価。総評への影響度は項目により異なる。

概要

種類ボールペン
機構クリップスライドノック式
素材グリップ:ラバー
軸:樹脂
初期リフィル仕様フリクション
初期リフィルサイズ0.3・0.4・0.5mm
対応リフィルLFRFシリーズなど
ラインナップブラック・レッド・etc…
価格(税込)275円
発売元パイロット

フリクションシナジーノックは、パイロットより発売されている低価格帯のフリクションボールペンです。

油性でもゲルインキでもない独自インクが搭載されていて、一度は見たことがあるくらい有名なペンの派生です。

価格は275円(税込)と安価です。

フリクションインキとは

フリクションに搭載されているインクですが、通常のボールペンインクと異なり消去用ラバー(今回でいえばペン上部)で文字を消すことができます。

消せるボールペンということで一世を風靡しましたが、インクの色が温度で変化(60℃で変化)する特性を持ち、ラバーを擦ったときに発生する摩擦熱を利用して消しています。詳しくは下記の公式記事を参照してください。

参照:https://www.pilot.co.jp/support/frixion/frixion_1.html#:~:text=「フリクションインキ」は消色,フリクション」の消える仕組みです%E3%80%82

熱を利用して色を消しているため、60℃以上の環境であれば自然に消えてしまいます。通常ではありえない温度のように思えますが、真夏の車の中ではあり得る暑さになりますので車内でフリクションで筆記したもの、あるいはフリクション自体を保管するのは非推奨です。

環境もそうですが、長年の保管でも薄くなることがあるようで何年も使うメモ用紙などに使うことも推奨できません。これらのデメリットを理解した上で使用していきましょう。

また、-10℃以下の環境では色が戻る場合もあるようです。冷蔵庫、冷凍庫に一時的に入れることで若干復活する可能性がありますので、誤って消してしまった場合は試してみる価値があります。

使用感

全長146mmグリップ径10.5mm
クリップ距離83mm先端長3+1mm
重量9.3g慣性モーメント
重心74mm特記事項※1

※1:リフィルをしまっている時の全長は142.2mm

長さ・重量・重心のバランス

書きやすさ:4/5点 書き味:0/5点

軽いペンですが低重心ではない典型的なタイプです。

配分調整に優れたペンに書きやすさでは敵いませんが、普段使いで気にはならないでしょう。普通に使いやすいと思います。

重さを見てわかる通り、書き味は完全に期待できないでしょう。

握りやすさ・質感

書きやすさ:5/5点 書き味:1/5点

ラバー素材であるため、グリップ力が高いペンです。

書き味は別にですが、その辺りを気にする場合はフリクションの上位モデルに当リフィルを入れて使うと満足度の高い剛性感が得られることでしょう。

クリップまでの長さ・形状

書きやすさ:2/5点

立てて持てば手に当たりませんが、横向きに持つとかなり当たりやすい水準です。

尖った部分はありませんので別に痛いわけではありませんが、違和感には繋がるかもしれません。

芯・リフィルの筆記感

書きやすさ:5/5点

消せるボールペンインクと大変魅力ではありますが、その一方で滑らかさは近年の油性インクやゲルインキには及びません。

それが逆に0.4・0.5mmだと程よい引っ掛かりになって書きやすくなっています。一方、0.3mmだとこの引っ掛かり感が強く出てしまうかも知れません。

ペン先の視界・ガタつき

書きやすさ:5/5点 書き味:4/5点

ポイントチップと呼ばれる先端が細いリフィルが使われていますので、ボールペンにしては珍しく視界が良好です。

ガタつきに関しては、可もなく不可もなく、ボールペンといえばこんなものかという程度にはあります。個体差もありますが。

書きやすさへの影響は皆無レベルですが、固定されてはいませんので、気になる方はいるかも程度の水準です。

キャップ・内部のグラつき

書き味:1/5点

このペンの場合、クリップがキャップに相当しますが筆記時でもめちゃくちゃカタカタとグラつきます。

内部の振動は特にありませんが、クリップがとにかく気になります。私みたいに神経質なタイプだと慣れないと不愉快に感じるかもです。

素材・剛性感

書き味:0/5点

ほぼ金属が使われていないため、剛性感には優れません。

ノック感・音

ノック感と音ともに軽めです。

クリップをノックすることになりますが、面積が小さく指が太い方はノックしづらい可能性があります。

耐久性

樹脂製ですので、落としたり劣化したりで割れる可能性はありますが、買直しが容易なためさほど問題でもないでしょう。

利便性

リフィルはフリクションインキ全般に対応しています。

このペンに関しては、態々リフィルを入れ替えて使うよりも、それぞれに適した色、リフィル径のペンを買って使用することになると思いますが、実はジュースアップのインクも使えたりします。

その逆も然りで、デザインが気に入らない、あるいはジュースアップで統一したいなどあればインクを入れ替えても使用可能です。

リフィルの色は様々あります。詳しくは公式サイトを確認してください。

公式サイト:https://webcatalog.pilot.co.jp/products/DispSearch.do?volumeName=00004&category=フリクションシリーズ%2Fフリクションシリーズ%28ボールペン%29%2Fフリクションシナジーノック&searchTypeParam=categorySearch

リフィル径は0.3mm・0.4mm・0.5mmとそれなりに選択肢があります。

デザイン

軸の色合いはどのインクでもグレーで、クリップ部分で見分けられるようになっています。

今の時代にあった落ち着いたデザインと言えるでしょう。

書きやすさ総評

評価:4/5点

軽いので書きやすい部類です。

重心や重量配分が良いわけではないので、それなりの範疇には収まりますが、使いづらいということはないでしょう。

細い先端(シナジーチップ)による視界確保やグリップがラバー素材ということもあって書きやすさには優れる方です。

書き味総評

評価:0/5点

重量と素材から分かる通り、書き味を期待するペンではありません。

総括

フリクションシナジーノックは、安価で軽快、消せるボールペンという特徴を持ちながらもペン先が見やすいメリットまで備えたボールペンです。

個人的には、今あえてフリクションを使うならばこのペンをオススメするくらい、優れた要素の多いペンだと思います。

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