KURUTOGA(クルトガ KSモデル):評価レビュー

文具評価

簡易評価

書きやすさ総評:4/5点

※書きやすさの観点から評価。総評への影響度は項目により異なる。

書き味総評:1/5点

※書き味の観点から評価。総評への影響度は項目により異なる。

概要

種類シャープペンシル
機構ノック式
クルトガエンジン
素材グリップ:ラバー
軸全体:PC樹脂
用途一般筆記用
芯径0.3・0.5mm
消しゴムS
ラインナップブルー・ネイビー・etc…
価格(税込)605円
発売元三菱鉛筆

クルトガ KSモデルは、三菱鉛筆より発売されているクルトガシリーズの新定番シャープペンです。

従来の定番モデルから、筆記時のブレを抑制し、グリップ等を変更した新設計モデルとなっています。ちなみに従来のスタンダードモデルは2026年現在も廃番の見込みはなさそうです。

価格は605円(税込)と安価で標準的な価格帯でしょう。

クルトガエンジンとは

クルトガ共通の機構ですが、このモデルはペンの真ん中辺りに位置しています。筆記する度(ペンと地面の接地時)にペン先が回転することにより、芯先を尖らせて片減りを抑制する機構です。

ペン先がグラグラフワフワする独特な筆記感にはなってしまいますが、ペンを回す頻度が減りますので、そういったシャープペン特有のストレスから解放させてくれるような機能と言えるでしょう。

また、従来のスタンダードモデルよりもペン先の上下方向のブレが抑制されているようなので、それほどフワフワ感は感じないかも知れません。

使用感

全長145mmグリップ径11mm
クリップ距離93mm先端長3+1mm
重量11.2g慣性モーメント
重心73mm特記事項

長さ・重量・重心のバランス

書きやすさ:4/5点 書き味:1/5点

軽さは書きやすさに直結するため、その点では評価できます。ただ、重心位置は高めなため最上級クラスに書きやすいわけではありません。

そして軽さゆえに当然書き味は優れませんので、数字だけで見れば平凡に思えてしまいます。

握りやすさ・質感

書きやすさ:5/5点 書き味:2/5点

グリップ力があり、傾斜による滑り止め効果も期待できるため質の高いグリップと言えます。

金属製ではないため剛性感的な満足感はありませんが、実用性的には十分なレベルです。

クリップまでの長さ・形状

書きやすさ:5/5点

当たるほど長いクリップではありません。

芯・リフィルの筆記感

書きやすさ:5/5点

芯自体は初期芯が苦手でも変えればどうとでもなりますが、回転機構により、独特な筆記感に思えるかも知れません。

ペン先の視界・ガタつき

書きやすさ:2/5点 書き味:1/5点

ガイドパイプとはちょっと違いますが、それに似た形状をしていますので、見やすい部類だと思います。

一方ガタつきに関しては、芯の回転と自動芯繰り出しによる上下に動く感覚が明確にあります。

ペンの機構上どうしても違和感はありますので、一度テスター等で確認してから購入を決めると良いでしょう。

キャップ・内部のグラつき

書き味:5/5点

キャップはペンを左右に振れば揺れますが、筆記時に揺れる感覚はありませんでした。あったとしてもペン先のガタつきに打ち消されて分からないレベルです。

素材・剛性感

書き味:1/5点

見ての通り樹脂が基本構成のため、それほど剛性感は得られません。

ノック感・音

やや軽めのノック感です。

ノック音も同様です。

耐久性

精密な機構が搭載されてますので、できるだけ落とさないよう気をつけましょう。

利便性

キャップを外すと消しゴムがあります。クリーナーピンは付いていませんでした。

芯径は0.3mmと0.5mmに対応したものがあります。

デザイン

従来のスタンダードモデルのメカニックさとは打って変わり、落ち着いたデザインとなりました。

その系統のペンケースや筆記具が増える中、その基準を担えるくらいの雰囲気はあるんじゃないでしょうか。

書きやすさ総評

評価:4/5点

最初の数字だけ見れば平凡そうに思えますが、それでも4点級のペンです。加えて、機能面や細かい部分で使いやすいよう工夫されているため4点の中でも上位クラスに書きやすいと考えております。

高速筆記では重量バランスに優れたペンと比較すれば若干疲れやすいかもですが、普段使いで気になることはないでしょう。

ペンを一々回転させながら書くのが不快に感じる人にとっては、その重量云々を打ち消せるメリットがあるため、使う意義も大きいです。

書き味総評

評価:1/5点

特に述べることもなく、クルトガ機構と純粋な軽さから書き味が良いペンではありません。

総括

クルトガ KSモデルは、機構と軽さ、安さから実用性に優れたシャープペンです。

従来品から強化されたグリップ、抑制された筆記振動も地味ながら使用時のストレス軽減に大いに役立つでしょう。

クルトガという名を受け継ぎ、背負っていけるだけの実力が間違いなくあるペンです。

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