野原工芸本店について〈当日〉

野原工芸

2025.10.05:タイトル変更

どうも、マグネターです。

今回は野原工芸本店について、本店の雰囲気や事前に確認すべきことなどを解説していきたいと思います。この記事は準備記事の続きとなっていますので、あちらを先に読むとより分かりやすいかと思います。

準備記事:https://bungukaiseki.com/野原工芸本店について(応募・準備編)/

さて、本店に居られる時間というのは2時間と限られています。普段の感覚であれば2時間という時間は長く感じるかと思いますが、これが真剣に選ぼうとすると刹那の如く過ぎ去ってしまいます。初めて行くともなると尚更です。

そこで、今回は初めてでもできるだけスムーズに決められるように、私が実際に行ってみて感じたことや後悔したことなども交えて解説していきたいと思います。

1. 持ち物確認

後述しますが、本店では当選時に郵送された書類を見せる必要があります。これを忘れると本人確認のしようがなく、購入できません。必ず持っていきましょう。

また、身分証(免許証、マイナンバーカード等)も必要になります。必ず持っていきましょう。

もしかしたら、もしかしたらですが忘れた場合、野原工芸さん側で何か確認する手段を提示してくれるかも知れませんが、そんな淡い期待はしないで絶対に持っていくよう心掛けましょう。もしそうだとしても貴重な2時間のうち何十分も無駄にすることになります。絶対に持っていきましょう。

2. 時間確認

当然の話ではありますが、当日は遅れないようにしましょう。もちろん遅れても入れないということはないですが、その分樹種を選ぶ時間が削られます。

2時間もあると考えるかもしれませんが、最後の30分は組み立て作業や支払いがありますので、実際に選べるのは1時間半(最初の本人確認などで数分取られるので代表者はもっと短い)、それも数年に一回行けるかどうかという中での1時間半です。本店にはオンラインストアにはない樹種も多いですし、予想外の欲しいものが見つかったり、同じ樹種でも木目で悩んだりすればこの程度の時間じゃまるで足りません。

樹種を選ぶ際はスマホで調べるなどもやりにくいため、自分で考える時間が長くなると思います。とにかく時間は最大限に確保しておきましょう。

3. 体験記

ここからは私の体験を基に解説いたします。どちらかと言うと日記のような形になりますが、本店に訪れたのも約1年前、記憶が朧げな部分も多いですのでご了承ください。

3.0 開始前

本店前に到着したのは開始から1時間ほど前、私は13時からでしたので12時近くということになります。

到着から少しすると女性の店員さんが出てきまして、簡単に名前の確認が行われました。この時の対応が冗談抜きで人生の中で一番丁寧だったことを今でも覚えています。衝撃でした。

その後はまだ1時間あるということで食事に出かけました。その結果、ギリギリ13時到着になってしまったので、皆さんはそうならないよう気をつけましょう。

3.1 本人確認等

到着後、出迎えられて入店しました。

入店後、受付ですぐに本人確認が行われたと記憶しております。

ここで、「郵送された書類」と身分証が必要になるため素早く取り出せるようにしておきましょう。

その他、住所の記入なんかも行いましたが、筆記用のペンは野原工芸側で用意されていました。(ちなみに私が行った時に使用したのは侘寂のペンでした。)

私は当時、マイナンバーカードに記載の住所とは異なる場所に住んでいましたが、その旨を伝えたところ問題なく次の閲覧に移ることができました。

ここの項目はあくまで応募者の話ですので、その他の方は直ぐにペンを見ることができるかもしれません。その辺は当日の雰囲気を見て適切な行動を行なってください。

3.2 閲覧

ここから1時間強、樹種を好きに見て決めることができます。

好きなようにといえども本数制限はあります。詳しくは野原工芸公式サイトを閲覧してください。

一応述べておくと、グループで最大10本(各樹種は1本ずつ)まで、シャープペンは1人1本、侘寂はグループで1本、斑紋金具はグループで2種類1つずつとなっています。斑紋金具と侘寂専用斑紋金具が重複するかは分かりません。その辺りが気になるならば確認した方が良いかもしれません。

参考1:https://www.nohara.jp/raitenyoyaku.html

参考2:https://www.nohara.jp/wabisabi.html

参考3:https://www.blog.nohara.jp/15915

内装はこのようになっています。

真ん中の○の部分がシャープペンの置いてある場所になります。🟥はショーケースに斑紋金具など高価なものが保管、⬜️はツバメノート置き場、その他は下から時計回りにシャープペン、ボールペン・スタンダード、ボールペン・スリム+特価樹種、ボールペン・ロータリーとなっていました。

一例としてシャープペンのトレー画像を貼りましたが、この辺りはXなんかで「野原工芸 本店」とか調べてみれば全体的な画像が出てくると思います。

私の閲覧方法としては、まずはこれらトレーに陳列されている樹種を10分ほど眺めました。ケースに保管されているペンを除けばそれほどレアというわけでもありませんでしたが、これだけの数のペンが並んでいるとそれだけで圧倒されます。流石は本店です。

これほどの数の野原工芸のペンを拝む機会というのはそれこそ本店に来た時くらいでしょうから、完全に欲しいペンが決まっている場合でも、目は通しておくことをオススメします。

ここを見終えたあとは、受付で店員さんに質問する形でペンを拝見させていただきました。

基本は、あれが見たいこれが見たいと自分から見せてもらう形になると思います。したがって、気に入った樹種の名前と見た目程度は覚えておくとスムーズに物事が進むことでしょう。

私は当時、花梨瘤、侘寂系、特上以上の黒柿、欅系、スタビ系辺りを目当てに行きましたので、まずはその辺りを尋ねたと記憶しています。

3.3 組み立て

1時間半が過ぎたあたりから、組み立て作業に移ります。この間、先ほどの図のテーブルにて、お茶とりんごをいただいて、一息つきました。

また、このときにアンケートのようなものが配布されるかもしれませんので、回答しましょう。アンケートの最後には野原工芸さんに対する要望的なことを書く欄があったと思いますので、もし何か考えていることがあれば事前に整理しておくと良いかも知れません。

3.4 会計

最後にお会計です。ここまできたらもはや言うことはありませんが、カード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、ダイナースクラブ、ディスカバー)か現金での支払いになるということは覚えておきましょう。

今後対応する可能性もありますが、2025年10月現在はpaypay等バーコード決済には対応しておりません。留意しておきましょう。

3.5 帰宅

店を出たらば帰宅です。

この後は宿泊するのか、観光するのか、そのまま自宅に直行するかは人それぞれだと思いますが、ここで気を抜いて事故にでも遭ってしまえば全てが台無しです。

小中学校で「帰るまでが遠足」というワードを聞いたことがあるかと思いますが考え方としてはそれと同じです。最後まで気を引き締めて帰宅しましょう。

総括

以上が当日の流れになります。

準備の話と同様、当たり前のようなことが多いですが、その当たり前を怠ってしまうとせっかく当選したにもかかわらず、入店すらできなくなってしまう可能性さえあるでしょう。

再三述べていますが、気を抜かずにできることを尽くしましょう。

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