2025年12月3日、最近何かと商品リニューアルの多い三菱鉛筆ですが、新たなピュアモルトが発売されるという情報が入ってきました。
早速見ていきましょう。
ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル

参考:https://www.mpuni.co.jp/company/press/20251203-54118.html (画像左2本)
こちらは新たに発売される、「ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル」となります。
現時点で分かっている情報としては下記の通りです。なお、「?」とついているものは、見た目と過去の傾向からの予想となりますのでご注意ください。
| 発売日 | 2025年12月16日(火) |
| 種類 | ボールペン |
| 機構 | ノック式 |
| 素材 | グリップ:木(樽) クリップ:銅材? 先端:真鍮? |
| 初期リフィル仕様 | 油性(ジェットストリームインク) |
| 初期リフィルサイズ | 0.5mm |
| 対応リフィル | SXR-5 |
| ラインナップ | ナチュラル、ダークブラウン |
| 価格 | 3,800円(税抜)/ 4,180円(税込) |
| 発売元 | 三菱鉛筆 |
樽材といっても、現在売られているピュアモルトの素材は通常のものと、「オークウッド・プレミアム・エディション」のものがあります。どちらが使われているかは明言されていませんが、少なくともブラウンの方は色味的に後者な気がします。加えて後者の方が当然高級ラインとなりますから、この価格設定で通常の方が使われているということはないでしょう。
数値配分的な話もまだ分かっていません。最近の傾向を見るに重心バランスなどを考慮した設計が多くなっていますので、今回も期待したいです。
ピュアモルトの触り心地は手に馴染む良い質感であることは既にわかっていますから、これで重量配分・重心位置・重量等のバランスが整っていれば高級ボールペンの中でも最高クラスに書きやすいペンになるかもしれません。
もちろん変に期待しすぎるのは禁物ですが、そうでなくてもデザイン的に十分完成されたボールペンですから、これに関しては確実に入手したいと思っています。
一点だけ疑問がありますが、このペンは既存の「ピュアモルト オークウッド・プレミアム・エディション」のリニューアル的なペンということになるのでしょうか。公式に言われている「リファイン」がどういった意味合いかは分かりませんが、現状では廃盤情報はありませんので、クルトガのスタンダードモデル的な位置付けになるのかもしれません。
ピュアモルト ジェットストリームインサイド 多機能ペン 4+1

参照:https://www.mpuni.co.jp/company/press/20251203-54118.html (画像右2本)
名前が変わっていますが(というか安定した名称がない)、既存の「ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション) 5機能ペン」(画像中央)の追加カラーとなります。一見、限定カラーに思えますが、そうは書かれていないので通常色として発売されるようです。
発売日は2025年12月16日(火)、価格は変更なしで2,000円(税抜)/ 2,200円(税込)です。スペックについては過去記事をご参照ください。なお、初期リフィルのサイズのみ7mmから5mmに変更されています。

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さて、全体的なデザインについては特に変更が無いように見えますが、クリップの質感だけは明らかに既存のものと異なっています。
特に最初の画像からは分かりやすいと思いますが、質感がザラザラしたものになっており、クリップ先端に「uni」と刻印されています。
既存の黒色軸の個体についてもクリップが変更されているように見えますので、今後は名前を「ピュアモルト ジェットストリームインサイド 多機能ペン 4+1」に統一し、クリップを変えたものが販売されていくのだと思います。
また、前述しましたが地味に初期リフィル径が7mmから5mmに変更されています。個人的には7mmは滑らかすぎるので、5mmの方が書きやすいと思っています。目立ちませんが嬉しい変更です。
こちらのペンに関しては既に所持しているため購入しませんが、かなり好みな色が追加されてしまいました。唯一好きじゃなかったテカテカのクリップも上品な質感に変更されてしまったので、お財布に余裕ができたら買ってしまうかもしれません。
総括
以上が現時点でわかっている情報となります。
詳しいことは2026年のカタログや実物を見ないと分からない部分も多いと思いますが、少なくとも軸素材の質感の良さは約束されています。
シングルの方については購入できたらレビューしたいと思いますので、よろしくお願いします。


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