こんにちは、マグネターです。
2025年9月8日、だいぶ前にはなりますが、ゼブラ社から新製品「テクトツゥーウェイRO(アールオー)」の発売が発表されました。
製品情報

引用:https://digitalpr.jp/r/117458 (テクトツゥーウェイRO)
テクトツゥーウェイとは、ゼブラより発売されている製図用シャープペンで、芯を振って出す「フリシャ機能」と、その機能をロック or ロック解除できる「切替機構」が特徴的なペンです。
今回発売される「テクトツゥーウェイRO」は、ローレットグリップ化や先軸の固定化、低重心などにより使いやすいよう設計、その上で高級感も感じられるようデザインされたペンとなっているようです。
発売日・発売場所・価格
発売日は2025年9月29日(月)、全国の文具取扱店で販売されるようです。(引用記事より)
今製品の価格は、2,500円(税抜)。

引用:https://digitalpr.jp/r/117458 (テクトツゥーウェイ(左)とライト(右))
従来の「テクトツゥーウェイ」は1,200円(税抜)、「テクトツゥーウェイ ライト」は750円(税抜)ですので、倍以上の価格設定ということになります。シャープペンとしては高めですが、画像からはそれ相応の高級感は感じ取れます。
性能予想
ペンの大体の素材や重量などは既に公表されています。
参考1:https://digitalpr.jp/r/117458
参考2:https://item.rakuten.co.jp/hanko-otobe/p-ma141/
種類 | シャープペンシル |
機構 | ノック式・フリシャ機能・フリシャ切替 |
グリップ素材 | 真鍮(メッキ) |
他素材 | 後軸:樹脂(塗装) |
用途 | 製図用 |
芯径 | 0.5mm |
消しゴム | A(※1) |
ラインナップ | ダークブラック・グラファイトブラック・etc |
価格 | 2,500円(税抜) |
発売元 | ゼブラ |
※1:公式に記載がなかったが、テクトツゥーウェイシリーズは全て「A」なので同じと予想。
全長 | 149mm | グリップ径 | 10.5mm(※4) |
クリップ距離 | 102mm(※2) | 先端長 | 4mm |
重量 | 22.5g | 慣性モーメント | ? |
重心 | 約58mm(※3) | 特記事項 | – |
※2:全長と参考画像から比例式により算出。
※3:「ペン先から38.9%」という記載より算出。
※4:公式には最大径と記載されているため、グリップ径ではない可能性あり。
いつもの表で示すとこんな感じです。やや重めではありますが、重心・重量バランス的には悪く無さそうです。ただし、全長がかなり長いので、後軸が軽くても慣性モーメント的には優れると言えません。もちろん後軸部分が完全に樹脂オンリーなら話は変わってきますが、キャップ素材の記載はないため現状不明です。ここの良し悪しで書きやすさが決まると思います。
ちなみに、元祖「テクトツゥーウェイ」も今回のROと似たような数値配分で、あちらの方がやや重く、重心が高いようです。したがって、少なくとも従来の「テクトツゥーウェイ」より書きやすい性能となっていそうです。
個人的には従来の方は、あまり書きやすさに優れるとは思えていません。新製品の方は全長はほぼ同じですが、重量バランス・重心位置は異なっていますので、ここの差がどこまで影響してくるかも要注目です。
これらは数値からの予測に過ぎないため、あまり宛にはしないようお願いします。結局触らないとわからない部分も多いですからね。
ただし、グリップに関してはローレット加工がされているので、グリップ力は間違いなく強力で、安定した筆記が可能と思われます。
また、直接書きやすさに影響する話ではありませんが、グリップと先端部分が一体型となっているようで、筆記時に緩むことがないよう考慮されています。
書き味に関しては現状ではなんとも言えません。前述の一体型という点や重さ・グリップの素材感的には期待できそうですが、キャップがグラつけばそれだけで大幅に質が落ちますし、グリップも真鍮部分が薄ければ思いのほか金属感が得られません。こちらも触ってみないとわからない点が多いでしょう。
総括
以上が「テクトツゥーウェイRO」について、現状わかることの報告となります。
私自身はゼブラ製品に結構思い入れがあり、ローレットグリップ自体はそこまで好きではないですがデザイン的にはかなり好みですので、いずれ購入する見込みです。
やや金欠気味なのですぐには購入できませんが、購入したらばまた評価レビューいたしますので、よろしくお願いします。
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